学童保育の視点は子どもからの視点も忘れずに。
学童保育の視点は、預ける親の視点から論じられていることが多く、預けられている当の子供たちの視点は忘れられがちです。預ける時間や、おやつや学校休業時のお弁当など、働くお母さんをサポートする話題ばかりが目に付きます。ワーキングママとしての地位を存続するためには、ママからの視点は気付きやすいので、もっとこうしてほしいとかああしてほしいとか解決すべき問題が見つけやすいということです。でも、預けられていて、学童保育で実際に平日数時間、土曜日や長期休業日に毎日過ごすのは子ども達本人だとすると、問題点となる事柄も、そこにぐらいは愛情を注いだり手間をかけてあげたりする方が、子どもの精神安定上大切なことだと気付くべきです。自宅で宿題を見てあげたり親の印を付けてあげたりすることも、唯一の子どもとのコミュニケーションです。長期休業時のお弁当も、手作りだからこそ、お仕事頑張りながら作ったよという無言の愛情を送ることが出来ます。家で過ごしたいはずの子どもが学童保育で頑張れるのは、親の愛情あっての頑張りです。
学童でとても楽しんでいる様です
子供が生まれてからあまりの育児の忙しさに仕事を辞めて子育てに専念していました。成長していく姿はとても嬉しく感じていましたが、同時にお金もかかるようになり社会復帰する事を決意しました。そして子供が小学校2年生になり、無事に就職出来たのですが、フルタイム仕事をしていて、時には残業がある事もあったので、子供が1人で家にいている事が多くなりました。子供自身も寂しさを感じていた事もあり、学童保育に通わせる事になりました。申し込みをすると翌日から行ける事が決まり、授業が終わって3時くらいから5時くらいと土曜日の出勤時の時も見てもらえる事になり、とても助かりました。子供は慣れない場所で一生懸命友達を作り日に日に楽しさを覚えた様で、学童保育の時間を毎日楽しみにしていた様です。物作りや礼儀作法等も教えてもらえてとても嬉しいです。
学童に通っている子供
共働きでずっと生活していたのですが、子供が小学校3年生を迎える時に、一緒に住んでいる母親の体の調子が悪くなり、孫を見てもらうのがとても申し訳なく感じていました。そんな時学校に相談すると、学童保育の事を教えてもらい、すぐに入る事が決まりました。共働きで家に親がいていない家庭や、他にも事情がある人等が通う事が出来るそうで、とても助かりました。それからは学童で学校の宿題をするようになったり、友達と遊ぶようになったりと子供自身もとても楽しそうに過ごしています。夏休みになると皆で映画に行ったり、地域の夏祭りのイベントに参加し、太鼓を叩いたり、ダンスをしたりと、色んな事をする様になっていました。又学童の先生が宿題を見てくれたり、教えてくれたりするそうで、とてもいい場所だなと思っています。毎日先生と日記のやりとりをしているので、子供の様子もわかり嬉しいです。